ハニーの本業は皆様ご存知の通り居酒屋稼業ですが、本業があまりにも
暇故、去年の秋頃に女衒の旦那の勧めもあって、お昼にアルバイトをしてま
した。その職種は「葬儀屋」!!!
プライベートのお友達が業界にいらしたせいもあり、前々から興味が
あったので、求人広告を見て即、エントリーしました。
面接に行った時に、一番驚いた質問は「月に幾らお金が欲しいですか?」
…志望動機よりも先に聞かれるなんて…流石、死亡業界(苦笑)
驚きを隠しつつ夜の接客スマイルで五倍の難関勝ち抜いてめでたく採用。
さて、ネタ前にお仕事の内容を説明。
募集は五種類の業種に分かれてました。
司会…通夜、葬儀中の司会全般(ハニーの店では艶と争議)
受付…同上の受付、会葬者名簿作成。
献茶…葬式の進行に関わる全ての補助、親族控え室セッティング及び掃除。
会葬者接待。
宵茶…献茶と同じ、通夜の業務。
配膳…仕上げ、法事の際の飲食接待。 因みに全種、女子のみ。
悩みましたが、金額と時間の都合により、献茶を選択。
いざ、働いてみて驚く事は山ほどあったけど日記的には下関係から披露致しまーす。葬儀になくてはならない人物はご遺体を除けば、「坊主」です。
業界に入るまでは、ボンサン(関西呼称)とは、お客にもいなかったし
個人(故人)的にも付き合いなかったからよく判らなかった…。
で、献茶業の仕事の中にぼんさんの着替えのお手伝いがあるんです。
寺院控え室に入り、マンツーマンで袈裟(宗派により違う)を着せ掛けて
差し上げるというものです。
ある日、だいぶ仕事になれたハニーが一人でお手伝いにいきました。
ハニー「お着替えのお手伝いに参りました。」
坊主 「あっ?新人さんだね」
ハニー「初めてですので、ご指導お願い致します。」
坊主 「分かった、じゃあ僕の後ろへ回って」
ハニー「ハイ、これぐらいでよろしいでしょうか?」
坊主 「いや、もっと、もっと近くに」
ハニー「は?(おい、乳が当たるやないかい!)」
坊主 「あのね、僕の背中に抱きついて‘淋しいの…”って言って欲しい」
…おいおい、テメエ仕事中やんけ!何考えとんねん!と思ったが、そこは
水商売、ニッコリ笑って聞こえぬフリで着替えさせましたが。
勿論、ぼんさんと言えども男だから…だけどこの後、悲しみの現場にいくんじゃろっつーの!他にも、葬儀会場までのエレベータで扉が開くギリギリまで携帯メールを打ってる奴。親族からの供養の商品券を葬儀前からバリバリ開封して中身を確かめてる奴。やれやれ…。
そう言えば、ハニー一回だけぼんさんと呑む機会があったわ。
「僕、寺とは別にもう一つ仕事もってるんだよね、ハイ、名刺」
おもむろにうけとったらナント風俗関係!!!
「遊び相手を選ぶなら、昼に時間取れる男じゃないとダメだよ。風俗に来る客でもビッグな人は、昼にお忍び抜きいくからね。」
…そのぼんさんのテラテラ頭を見ながら、うちの店に坊主割引導入しようかしらと、ふと思うハニー上六の夜でした。
http://test.p-landmark.com/chouji/diary/9.aspx